真夏なのに手足が冷たい「隠れ冷え」は妊活の見落としポイント。原因、東洋医学的アプローチ、冷えにくい体をつくる栄養・薬膳食材7選、1日のルーティンまで、西宮・夙川の鍼灸師が解説します。"

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【夏の冷え対策】妊活中に知っておきたい「隠れ冷え」の原因とセルフケア|西宮・夙川の鍼灸整体こうのとり治療院"

2026/07/01

【夏の冷え対策】妊活中に知っておきたい「隠れ冷え」の原因とセルフケア|西宮・夙川の鍼灸整体こうのとり治療院"

 夏の「隠れ冷え」と妊活|暑い季節こそ気をつけたい体の冷えとセルフケア

 

「真夏なのに、なぜか手足の先だけ冷たい」——そんな経験はありませんか。

 

「夏なのに冷え?」と思われるかもしれませんが、実は暑い季節こそ体の内側が冷えやすいと考えられています。いわゆる「隠れ冷え」です。自覚しにくいぶん、妊活中の方にとっては見逃せないポイントかもしれません。

 

この記事では、夏の隠れ冷えの原因から、東洋医学的なアプローチ、冷えにくい体をつくる栄養と薬膳食材、そして1日の過ごし方まで、妊活に取り組む方に向けてまとめました。

 

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## そもそも「夏の隠れ冷え」とは?

 

体の表面は暑いのに、お腹まわりや足先は冷えている。この状態が夏の隠れ冷えです。

 

主な原因として、次のようなものが挙げられます。

 

- 冷房の効いた室内で長時間過ごす
- 冷たい飲み物やアイスを摂りすぎる
- 薄着で体表から熱が逃げやすい
- 汗をかいた後、体が冷える
- 外と室内の温度差による自律神経の乱れ

 

これらが重なると、暑さを感じながらも内側が冷えるという状態になりやすいと言われています。

 

### 冷えと妊活の関わり

 

冷えは、血流と関わりが深いと考えられています。体が冷えると血管が収縮しやすくなり、末端まで血液が届きにくくなる可能性があります。

 

妊活の観点では、子宮や卵巣への血流も大切だと考えられているため、体を冷やしすぎない工夫は意識しておきたいところです。

 

とくに気をつけたいのが、自律神経のバランスです。冷房で冷えきった体のまま、また炎天下へ——この激しい温度差のくり返しは、自律神経に負担をかけやすいと言われています。自律神経のバランスは妊活とも深く関わっていると考えられているため、夏場は知らないうちに体を疲れさせているのかもしれません。

 

### 夏の隠れ冷え・基本のセルフケア

 

1. **冷房の設定はほどほどに** — 外気との差は5℃以内が目安と言われています。
2. **飲み物は常温か温かいものを** — 一日中冷たい飲み物、になっていませんか。
3. **お腹と足首を温める** — 腹巻きやレッグウォーマーは夏でも意外と役立ちます。
4. **シャワーだけで済ませない** — 夏こそ、ぬるめのお湯にゆっくり浸かる時間を。
5. **軽く体を動かす** — 筋肉は熱を生み出す大切な存在です。

 

「夏だから大丈夫」と油断しがちな季節。まずは今日の飲み物を、常温に変えてみることから始めてみてください。

 

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## 「温活」が妊活にマイナスになる?やり方の落とし穴

 

「妊活には温活!」とよく耳にします。体を温めることは確かに大切だと考えられていますが、やり方によっては逆効果になってしまう可能性もあります。

 

### 男性側の「温めすぎ」に注意

 

意外に思われるかもしれませんが、精子をつくる場所は熱に弱いと言われています。だから体の外側にあるんですね。

 

長時間の熱いお風呂、サウナ、ひざの上のノートパソコン、締めつける下着——こうした「温めすぎ」は、男性にとってはマイナスに働く可能性があると考えられています。夫婦で一緒にサウナや長風呂で温活、が実は片方には不利になっているかもしれません。

 

### 女性側の「温活の落とし穴」

 

- **表面だけ温めて満足してしまう**:カイロや腹巻きは一時的なもの。本来大切なのは、自分の力で熱を生み出し血流を巡らせる体づくりだと考えられています。
- **温活ストレス**:「冷やしちゃいけない」「もっと温めなきゃ」と神経質になりすぎると、かえって心と体が緊張してしまうことがあります。自律神経の緊張は妊活にとって好ましくないと考えられているため、温活が「義務」や「不安」になっては本末転倒かもしれません。

 

大切なのは「温める」より「冷やさない、そして自分で温まれる体をつくる」という視点です。熱いお風呂よりぬるめにゆっくり、カイロだけに頼らず軽く体を動かす、完璧を目指さず気持ちよく感じる範囲で。温活は、正しく知ってこそ味方になってくれるものだと考えられています。

 

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## 夏の冷えに対する東洋医学的アプローチ

 

夏の冷えに、東洋医学ではどうアプローチするのでしょうか。

 

### 「気・血・水」で体を捉える

 

東洋医学では、体を「気・血・水(き・けつ・すい)」の巡りで捉える考え方があります。

 

- **気(き)**:生命エネルギー、体を温める力
- **血(けつ)**:全身に栄養を運ぶもの
- **水(すい)**:体内の水分

 

夏の冷えは、この巡りのどこかが滞っているサインと捉えられることがあります。たとえば「気」が不足すると、体を温める力そのものが弱くなると考えられています。冷房や冷たいものの摂りすぎで胃腸が弱ると、「気」をつくり出す力も落ちてしまう、という見立てです。

 

### 冷えにもタイプがある

 

同じ「冷え」でも、タイプによって見方が変わります。

 

- お腹を触るとひんやりしている
- 水分をとると胃がちゃぷちゃぷする
- 足はむくむのに顔はほてる

 

顔はほてるのに足は冷たい、いわゆる「冷えのぼせ」も、東洋医学では巡りのアンバランスとして捉えられることがあります。上に熱がこもり下が冷える——このタイプの方に、ただ「温めましょう」は必ずしも当てはまりません。

 

### 自宅で触れやすいツボ

 

- **三陰交(さんいんこう)**:内くるぶしから指4本分上。女性の巡りに関わるとされる代表的なツボ。
- **関元(かんげん)**:おへそから指4本分下。お腹の中心を温めたいときに。
- **足三里(あしさんり)**:ひざのお皿の外側、指4本分下。胃腸の元気を支えるツボとして知られています。

 

やさしく指で押したり温めたりするだけでも、心地よさを感じられるかもしれません。強く押しすぎず、気持ちいいと感じる範囲で行ってくださいね。

 

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## 冷えにくい体づくりを支える「栄養」

 

夏の冷え対策は、「何を食べるか」もカギになると考えられています。栄養学の視点から、冷えにくい体を支える栄養素を見ていきましょう。

 

### タンパク質

 

意外かもしれませんが、タンパク質は体温づくりと関わりが深いと考えられています。食事をすると体がポカポカするのは、消化・吸収の過程で熱が生まれるためで、なかでもタンパク質はこの働きが大きいと言われています。

 

夏はそうめんや冷たい麺だけになりがちですが、それだと熱を生み出す材料が不足してしまうかもしれません。卵、肉、魚、大豆製品を一品足すことを意識してみてください。

 

### 鉄

 

鉄は全身に酸素を運ぶ役割を担っていると考えられています。不足すると末端まで酸素が届きにくくなり、冷えを感じやすくなる可能性があります。月経のある女性は鉄が不足しやすいと言われているため、意識してとりたい栄養素です。赤身の肉、レバー、あさり、ほうれん草などに多く含まれています。

 

### ビタミンE

 

血行に関わる栄養素として知られています。アーモンドなどのナッツ類、アボカド、かぼちゃなどに含まれています。夏のおやつをナッツにしてみるのもいいですね。

 

### ビタミンB群

 

食べたものを熱やエネルギーに変えるときに使われると考えられています。豚肉、玄米、納豆などがおすすめです。夏バテで食欲が落ちると不足しやすいので注意したいところです。

 

### 腸内環境も忘れずに

 

胃腸が元気だと栄養をしっかり吸収し、熱を生み出す力にもつながると考えられています。冷たいものの摂りすぎで弱った胃腸には、発酵食品や温かい汁物でいたわりを。

 

**まとめると**——冷たい麺類だけで済ませない/タンパク質を一品足す/鉄を意識してとる/ナッツやアボカドでビタミンEを/温かい汁物で胃腸をいたわる。まずは今日の食事に、卵や納豆をひとつ足すことから始めてみてください。

 

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## 夏の冷えに取り入れたい薬膳食材7選

 

薬膳の視点から、夏の冷えが気になるときに取り入れたい食材を7つご紹介します。どれもスーパーで手に入る身近なものばかりです。

 

1. **しょうが** — 薬膳で「体を温める食材」の代表格。加熱するとより温める力が高まると考えられています。冷たい飲み物にすりおろしを少し。
2. **ねぎ・にら** — 体を温め、巡りを助けるとされる薬味の代表。冷房で冷えた日のお味噌汁にたっぷり刻んで。
3. **シナモン(桂皮)** — 体を芯から温めるとされるスパイス。温かい飲み物やヨーグルトにひと振り。
4. **なつめ(大棗)** — 「血を補う」とされ、女性にうれしい食材として親しまれてきました。おやつやスープに。
5. **山芋(山薬)** — 胃腸を元気にし「気」を補うとされる食材。冷たいもので疲れた胃腸をいたわりたいときに。
6. **黒い食べもの(黒豆・黒ごま)** — 薬膳では体を補う力が強いと考えられています。黒ごまをごはんやスープにひと振り。
7. **味噌などの発酵食品** — 胃腸の元気は熱を生み出す力とつながっています。温かいお味噌汁は夏の冷えケアにぴったり。

 

薬膳というと難しく感じるかもしれませんが、「いつもの食事に、ちょい足し」でいいんです。冷たい飲み物にしょうが、お味噌汁にねぎ、ごはんに黒ごま——まずは一つ、今日の食事に取り入れてみてください。

 

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## 夏に冷えを遠ざける1日のルーティン

 

最後に、朝から夜まで冷えを遠ざける1日の過ごし方をまとめます。

 

### 朝

 

コップ一杯の白湯から。寝ている間に冷えた体を、内側からやさしく起こしてあげるイメージです。朝ごはんには温かい汁物を一品。朝にタンパク質をとると熱を生み出す力を支えると考えられているので、卵や納豆をプラスできると理想的です。

 

### 出かける前

 

薄手のはおりものを一枚バッグに。足首を隠せる靴下やレッグウォーマーも、夏の強い味方です。

 

### 日中・オフィス

 

冷房の効いた場所ではこまめに体を動かしましょう。1時間に一度は立ち上がって軽く伸びをするだけでもOK。飲み物は常温か温かいものを、ランチも冷たい麺だけで済ませず温かいスープを添えてみてください。

 

### 夕方

 

外と室内の温度差で自律神経は意外と疲れています。夕方以降は冷たいものを控えめにし、体をゆるめる時間に切り替えていきましょう。

 

### 夜・入浴

 

シャワーだけで済ませず、38〜40℃くらいのお湯に10〜15分。熱すぎるお湯はかえって体を緊張させてしまうことも。「気持ちいいな」と感じる温度を大切に。

 

### 寝る前

 

お腹や足首を冷やさない服装で。冷房をつけて眠るなら、タイマーや設定温度を工夫して明け方に冷えすぎないように。腹巻きは夏でも意外と快適です。

 

一つひとつは小さなこと。でも1日を通して「冷やさない」を意識するだけで、体は少しずつ変わっていくと考えられています。

 

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## よくある質問(FAQ)

 

**Q. 夏でも本当に冷えるのですか?**
はい。冷房、冷たい飲食、薄着、温度差による自律神経の乱れなどが重なると、暑い季節でも体の内側が冷えやすいと考えられています。自覚しにくいため「隠れ冷え」と呼ばれます。

 

**Q. 冷えは妊活に影響しますか?**
冷えは血流と関わりが深いと考えられており、子宮や卵巣への血流も妊活では大切だとされています。ただし冷えだけが妊活の結果を左右するわけではなく、体全体のバランスの一つの要素として捉えるのがよいでしょう。

 

**Q. 温活はやればやるほどいいのですか?**
必ずしもそうとは限りません。とくに男性は温めすぎが精子づくりにマイナスに働く可能性があると言われています。また「温めなきゃ」という義務感がストレスになることも。心地よい範囲で続けることが大切です。

 

**Q. 冷え性のタイプは自分でわかりますか?**
お腹の冷え、むくみ、冷えのぼせなど、ある程度の傾向はセルフチェックできますが、体質の見立ては専門家に相談するとより的確です。当院では東洋医学的な視点から一人おひとりの体質を確認しています。

 

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## 西宮・夙川で妊活の冷えにお悩みの方へ

 

夏の隠れ冷えは、自覚しにくいぶん見落とされがちです。同じ「冷え」でも、必要なケアは人それぞれ違うと考えられています。

 

鍼灸整体こうのとり治療院では、東洋医学的な視点からお一人おひとりの体質を丁寧に見立て、その方に合ったセルフケアやツボ、食事のヒントをお伝えしています。西宮・夙川エリアで妊活中の冷えが気になる方は、お気軽にご相談ください。

 

 

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### 著者情報

**川口浩平(かわぐち こうへい)**
鍼灸師/鍼灸整体こうのとり治療院 院長
兵庫県西宮市大井手町3-6 ヴァンベール夙川
夫婦で妊娠力を高める専門院として、不妊・妊活サポート、マタニティケア、慢性痛の施術に加え、丁寧な自宅セルフケア指導を行っています。

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*本記事は健康に関する一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の効果を保証したり、医療行為に代わるものではありません。体調や治療方針については、かかりつけの医療機関にご相談ください。*