多嚢胞性卵巣症候群とは?

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多嚢胞性卵巣症候群とは?

2022/04/04

PCOS

多嚢胞性卵巣症候群とは?

不妊に悩む女性が病院で検査を受けると、PCOSの診断名を受けることがあります。

PCOS(ピーコス)とは、多嚢胞性性卵巣症候群という漢字だらけの病名の略称です。

病名と言っても、決まった症状があるわけではなく、いろいろな症状があって、個人差も大きいので、症候群という名前が付いています。

Sは、シンドロームですね。

で、その症状はというと、

✔ 月経の周期が35日以上もあり、期間が長い。なかには、生理が来ない人も。

✔ 妊活をしているが、妊娠しない。

✔ にきびが多い

✔ やや毛深い

✔ ぽっちゃり体型

といった特徴があります。

ただ、あくまでも症候群なので、これらがすべて当てはまるわけではありません。

そういう傾向があるということです。

ですが、PCOSの最大の特徴は、『排卵をしていない』ということです。

女性の月経(生理)というのは、端的に言うと、妊娠の準備です。

女性には、妊娠するために毎月の生理があります。

そして、生理の後には、精子を迎え入れるための『排卵』が行われます。

これが、健康で正常な女性の生理です。

しかし、何らかの理由で、この『排卵』が行われなかった場合、卵巣に卵子にとどまることになります。

そして、何ヶ月も、あるいは何年もの間、排卵されなかった状態のことを多嚢胞性卵巣と呼びます。

卵巣の中に、たくさんの卵胞が貯まっているような状態です。

卵巣の中で、ズラッと卵胞が並んでいると、ネックレスサインと呼ばれることもあります。

ネックレスサインなんて、なんだか女子っぽくてかわいいネーミングですけど、実際は、あまりかわいいものではありません(^_^;)

不妊症の原因にもなりうる、かなり困った症状です。

PCOSの原因

では、なぜそんな状態になってしまうのか?

なんでわたしが? と思われている方も多いと思います。

しかし、そうなるには、そうなるだけの理由があります。

PCOSになる原因その1

卵巣の壁が厚い

排卵というのは、卵巣から卵子が飛び出すことを指しますが、卵子が飛び出す際に、卵巣の扉がパカッと開く・・・ということはありません。

卵子は、卵巣の壁を突き破って、外に出て行きます。

バシュッ! と卵子が飛び出していくイメージです。

ですから、排卵というのは、女性の体にダメージを与えます。

排卵時痛というのもありますし、たとえ痛みがなくても、排卵のためのエネルギーは確実に消費します。

しかし、卵巣の壁が厚い場合、卵子は、壁をぶち破ることができなくなります。

卵巣の壁が厚い、ということが排卵できない原因のひとつです。

卵巣の壁が厚い理由

では、なぜ、卵子が外に出られなくなるほど、卵巣の壁が厚くなってしまうのでしょうか?

その理由はいくつか考えられますが、その理由のひとつが、油です。

卵巣の壁というのは、細胞膜のひとつです。

その細胞膜は、リン脂質というものでできています。

このリン脂質というのは、平たく言うと、油です。

そうなんです。卵巣の壁の原材料は、油なんです。

つまり、どんな油を食べるかによって、体全体の細胞膜の質が変わります。

もちろん、卵巣も卵子もすべての細胞が影響を受けます。

もし、あなたが、カップラーメン大好き、マクドナルド大好き、冷凍食品、コンビニ弁当、スーパーのお惣菜、スナック菓子、アイスLOVE!

だとしたら・・・

これらの食品に大量に含まれる油は、細胞膜を硬くします。

そうです。

卵巣が硬い、つまり細胞膜が硬い人は、食べている油がよくないのです。

これらの食べ物を日常にとるということは、ご自分の体の細胞をせっせと硬くしている、ということなんです。

PCOSになる原因その2

エネルギー不足

先ほどの画像であったように、排卵というのは、卵子が卵巣の壁を突き破って外に出て行くということです。

そのせいで、女性は少なからずダメージを受けます。

人によっては、排卵時痛というものもあります。

しかし、そもそも、卵子に卵巣の壁を突き破るほどのエネルギーがなかったとしたら・・・

排卵される卵子は、その時に一番大きい卵胞です。

これは、主席卵胞と呼ばれる、いわばエリートのタマゴです。

ですが、その主席卵胞ですら、油でできた壁を突き破れないほど弱々しいものだとしたら・・・

それは、さすがに排卵できませんよね。

さらに、細胞膜まで硬かったら余計に排卵できません。

卵胞のエネルギーが足りない理由は、いろいろあります。

ストレス、栄養不足、睡眠不足、働きすぎ、などです。

思い当たる節はありますか?(^_^;)

それらの理由で、卵子そのもののエネルギーが足りないのかもしれません。

もしかしたら、女性ホルモンがきちんと分泌されていないのかもしれません。

これは、今後のあなたのためにも、あなたの将来の赤ちゃんのためにも、改善する必要がありそうですね。

PCOSの改善策

多嚢胞性卵巣症候群を改善させる方法は、その原因を考えれば簡単です。

その逆をやればいいんです。

具体的には、

細胞膜を柔らかくする油をとる。

ストレス解消をする。

栄養をきちんと取る。

とにかく寝る。

といった感じです。

生活習慣を見直すことが大事です。

生活習慣の見直し

油のとり方を変える

細胞膜を柔らかくする油というのは、小難しく言うと、オメガ3の油です。

具体的には、アマニ油エゴマ油などの油です。

ただし、これらの油は熱に弱いので、火を通さずにお召し上がり下さい。

アマニ油とお酢と味噌を1:1:1で溶いて、ドレッシングに使うのがおススメです!

本気で改善したい方は、寝る前にスプーン一杯のアマニ油を直接飲んでください。

便秘にもいいですよ!

飲んだら、葉も磨いてくださいね(^^)

ただ、アマニ油が配合されているのが自慢のサラダ油もあるので注意が必要です。

サラダ油、キャノーラ油などは細胞膜を硬くします。

これらは、オメガ6の油です。

特に、味〇素などの大手メーカーのものは、混ぜ物トリックがあるので要注意です。

きちんと成分表示を確認してから買って下さい。

アマニ油は、茶色のビンで、しかも箱に入った状態で売られているのが正しいです。

ちょっとお値段は張りますが、その価値はあるので、ぜひお試し下さい。

食べ物からオメガ3の油をとるのであれば、青魚、ナッツ類がおススメです。

ちなみに、オリーブオイルはオメガ9の油です。

これは、とってもとらなくてもいい油なんですが、サラダ油よりもよっぽどカラダにはいいので、サラダ油と置き換えるのがおススメです。

栄養不足解消

現代は、栄養失調の方が多くいらっしゃいます。

自分はそんなことはない、と思われるかもしれませんが、案外危ないかもしれません。

ほとんどの日本人は、カロリーは十分すぎる程とれています。

飢えで苦しんでいる日本人は、少ないですが、必要な栄養が取れているのかといえば、そんなことはありません。

ビタミン、ミネラル、酵素、たんぱく質。どれも大事です。

炭水化物と糖質に偏っていませんか?

食品添加物や化学調味料、農薬などは大丈夫ですか?

あまり口うるさいのもストレスですが、気にしなさ過ぎるのも問題です(^_^;)

ある程度、意識するだけでカラダも気持ちも変化していきます。

ぜひ食生活も見直してください。

内臓と脳脊髄液の調整

いきなり出てきましたね(^_^;)

でも、どんなに体にいいモノを食べても、生活習慣を見直したとしても、それだけでは足りないんです。

今まで、長い年月をかけて積み上げてきたカラダに悪いモノは、そう簡単にはなくなりません。

PCOSになるということは、代謝が落ちて、排泄機能が落ちている可能性が高いです。

そうすぐには、カラダに溜まった毒素は消えてくれません。

では、どうするのかというと・・・

内臓のケアをして、内臓が働きやすい状態にしてあげる必要があります。

そして、ホルモンの分泌を促し、その流れを良くします。

これは、当院がもっとも得意とする施術です。

一般的な整体院や整骨院、病院などでは行われない手技ですが、とても効果が高い方法です。

とてもソフトなタッチで、お腹や頭を触っているだけの施術です。

決して、ボキボキしたり、ぐいぐいマッサージをしたりする施術ではありません。

安心してお受け下さい。

本来の目的ではありませんが、小顔効果や足やせ効果も期待できます!

ただ、一回の施術ですべてが変わるようなものでもありません。

あなたがもともと持っている自然治癒力を高めることが目的です。

これは、長年の訓練と研究でようやく身につけたとても繊細なテクニックです。

今までにも様々な症状をお持ちの数多くの方が、当院の施術によって改善しています。

PCOS改善の可能性があります。

お気軽にお問合せ下さいませ。